飛鳥川 飛石の歌


明日香川 明日文将渡 石走 遠心者 不思鴨
(あすかがは あすもわたらむ いはばしの 
とほきこころは おもほえぬかも)


「(離れて暮らす)あなたに会うため明日も渡る石橋の、
石と石との間ほども、心は離れているとは思えません。」

逢引する女性を想う詠み人の歌でしょうか。
じつに甘ったるいですね。

千年前から、人はちっとも変わっていない。
そんな気がして、愛おしい気持ちになりました。




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