夏休みの思いで


教室の窓から眺める空があんなに眩しいのに
じっと座ってなきゃならないのが我慢できませんでした。

だからずっと、夏休みがまちどおしくて。

最後の学校を卒業するとき
もう夏休みはないんだと思ったら
心底悲しくて。

オトナになってみれば
実に他愛ないお話ですけど
それが夏休みの
いちばんの思いで。



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