明治村の正門を入り右手の小径を進むと、小高い丘の上に特徴的な緑色の尖塔が見えてきます。 それが聖ヨハネ教会堂。 京都河原町通にあった五條教会を移設したものです。 |
幼稚園として使われていたという一階には、当時のままのちっちゃな机や椅子が置かれています。
壁のコルクボードには子供達が描いた絵。
窓から差し込む柔らかい陽光が、これらの調度品を優しく包んでいます。
2階は礼拝堂。
質素で落ち着いた色調の椅子が並び、明るいステンドグラスからの光が堂内を満たしています。
賛美歌を奏でるためのオルガンが、
もう礼拝が行われなくなった窓際で、ひっそりと息をひそめています。
博物館の展示物となっても、厳かな空気はそのまま再現されているのですね。
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