ひっそりとした山里の
そのまた奥の山に建つ
静かなお寺の静かな紅葉。
お寺へ上がる急坂は
対向車が来れば離合できないほどの細道で
地元民のみが知る、ヒソカな紅葉の名所。
のはずでしたが、最近は少し事情が変わってきたようです。
山の直下で新名神とかいう高速道路が工事を始め
いつのまにやら山の砂利道さえ綺麗な舗装道にかわり
こんな場所までだんだんと開発が進んできています。
おかげで参拝者も増えたのでしょう。
駐車スペースには小さいながらお茶屋も店を出し
紅葉シーズンの間だけですけど
お寺の山門をくぐるには入山料が必要にまでなりました。
とはいえ、JR高槻駅からバスで30分あまりかかる場所。
よもやここへまで京都のように大勢の観光客が押し寄せる
なんて事態にはなりますまい。
それは「静かな名所」であり続けてほしいという、
地元民の勝手な希望なのかもしれませんけれど。
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