鍬山神社、秋の色


むかしむかしのそのむかし、
國造りの神様が
泥沼を堰止めていた山を切り崩し
水を保津川へ押し流して亀岡盆地を拓いたんだそうな。
その時つかった大量の鍬を山積みにした場所を
後の人々がお祀りするようになったのが神社の始まりでな。
京に都ができあがるより、ずーっと前のお話なんじゃ。


そんな古い古い歴史を重ねた鍬山神社。

酒呑童子が住んだと言われる老ノ坂を越えたその先の
京都からは随分離れた場所にある小さな境内なのですが、
よく手入れされた庭木たちが一斉に紅葉し
見事な景観を見せてくれる、隠れた名所です。


保津川下りなんかで亀岡へお出ましになるのでしたら、
ちょっと足をのばしてみてはいかがでしょう?

トロッコ亀岡駅からは4キロほどあるので
歩いて往復するのはちょっとくたびれるかもしれませんけれど。



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