京の南端、宇治では
西方浄土を具現化したといわれる
平等院があまりにも有名ですが、
そのきらびやかな鳳凰堂の窓から
釈迦如来が見つめる山の上に
ひっそりと建つのが三室戸寺です。
普段は秘仏の観音菩薩を守る静かなお寺ですが、
春先のこの時期には
急な斜面に拓かれた寺の庭園いっぱいに
つつじの花が咲き誇り
ゴールデンウィークも相まって
多くの入山者で賑わいます。
人のお休みは今週まで
ですが、
今年のつつじは、まだ咲きためらい
満開を見せてくれるのはまだもう少し先になりそうですね。
花の都合にあわせる、
それが花見のルールのようです。
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