人類の進歩と調和







山を削り
整然と整地された会場に建てられた
近未来的な建物群。

そして
それをまた壊してコンクリートを剥がし
丘を盛って川をひき、
木々と花々を植えて森が造られた。

どちらも同じ
人のつくったものである。

今年もまた少し背を伸ばした欅の新緑、
その息吹が
残されたシンボルの塔を包みこむ。

彼らの背丈がさらに伸び、
この塔を覆い隠す日が来るのだろうか。

そんなことを考えながら、
40年前のテーマを
改めて思ってみた。









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