琵琶湖を一周



なんてったって日本一の湖ですから。

いっぺんくらいはね、グルっと一周廻ってみたいな
とか漠然と思ってはいたわけです。


でも、いざイッてみよう!っていうには
なんかこう、キッカケみたいなのがないとね。

ほら、
いつまでたっても上らない東京タワーの展望台とか、
サイフをブザマに太らすだけのサービス券とか、
金魚に入った醤油とか。

例えのままでは行かずにおしまいですが
たまたまネットの海からの拾い物、
その名もズバリ「びわ湖一周」

まあ、なんてストレート。
しかもちゃんと一周すれば認定証のご褒美が頂けるそうな。

これは正に
ウマにニンジン、ネコにマタタビ。

ちなみに、その認定の申請方法は

(1)サイトでユーザー登録。          
(2)ケータイ持って所定のチェックポイントへ趣き
(3)チェックポイントで出題されるクイズの答えを
(4)ケータイから「ポチ」っとやる。      

というイマふうのシステム。

ご丁寧にケータイのGPSをチェックして、
ポイントのそばに行かないと答えが選べない仕組みになってるんだと。

なんか面白そうじゃないですか。
(もちろん、これを面白がるかどうかはヒトによりますが。)

ともあれ、
僕はその美味しそうなエサに見事に釣られ、
重い腰を上げて琵琶湖へ行くことができたのでした。



最初のチェックポイントは琵琶湖の南端、大津港。

ヤッパリ琵琶湖、湖なのに
デカいクルーザーが並ぶ
立派な港があったもんです。

で、お目当てのチェックポイントはどこかな。
どこかな。
んんんー、どこかな。


え、チェックポイントって
「この紙切れ一枚ですか?」

広い港に標識も案内もなく、
壁に「子犬のポチを探してます」ってくらいの紙一枚って。

ああ、このゲーム、宝探しも兼ねてるのかしら。
でもね、僕はね、
かつてのプレイステーションのキラーコンテンツ
「ファイナルファンタジー」を、
ゲーム好きの後輩から

「そんなの見たら面白さが半減するから」

と真面目な顔で諭されたアンチョコ本を使って
最初から全部、書かれた地図の通りに
最短距離でクリアしてしまい

「アナタはナニがしたくてゲームを買ったのですか?」

と面罵されるほどの短気の持ち主。

しかも、これから180kmも走らなきゃならないのに
この宝探しゲームは、、、、
たぶん耐えられないョね。↓↓↓

でもサイワイなことに
ポイント近くで開いたケータイの回答画面には
問題は書かれていませんが
GPSに反応して
3択画面がキッチリ表示されています。


ええ、答えることができれば「問題ありません」。
んん、解決。↑↑↑

以後のポイントではこの紙切れを探すのは止めにして、
いきなりケータイを立ち上げることにしたのでした。

ま、問題を知らずに当てずっぽうに答えても
次の画面で正解を教えてくれるし、
あとで知ったけど、どうやら不正解でも認定はしてくれるラシイ。

「ちゃんとチェックポイントには来てるんだから」
イイんだよね。
ズルじゃないよね。


あ、肝心の走りの方ですが、



琵琶湖沿いの道はフラットで走りやすく、
一部を除きほとんどのルートに
車道とは別の自転車道が整備されていました。
(ただし、そこそこスピードを出してしまう中級者以上なら
交通ルールとマナーをきちんと認識した上で
歩行者のいない車道を走るほうが安全だとおもいます。)

これなら、
僕のように一日で一周しようなんてセッカチじゃなく
要所要所の観光スポットをじっくり眺めながら
数日かけてゆっくり走るのもオススメできそうですね。



風がちょっと強いけど
お天気が良いので気持ちヨシ。

送ってくる認定証はヨシ紙だそうなので
これを貰えばさらにヨシヨシ。


お後がよろしいようで。



「旅のあしあと」で全体をみる

0 コメント:

コメント欄の表示