佐渡金山



資源が乏しいといわれる日本ですが、
ゴールドラッシュに湧いた時期が二度あるそうです。


一度目は奥州平泉に黄金の都を現出し
二度目は信長の居城や秀吉の茶室を金色に染めましたが

それらのほとんどのものは、
すでにかたちを失っています。

佐渡金山は、二度目のゴールドラッシュを支え
平成の始まる年まで実に400年の間、堀り尽くされて絶えました。

縦横に穴を穿たれたそこは今、

爽やかな5月の陽光と
風に揺らぐ鳥たちの歌声に包まれ、

また山へ戻ろうとしています。




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