西国街道を下る その1 羅城門


せっかく自転車で京都に来たので。
西国街道をトレースしてみる事にしました。


スタートは、やっぱり都の正門 羅城門でしょう。
芥川の小説を引き合いに出すまでもなく、
その名は都の境としてあまりにも有名です。

でも場所はどこ?

実は門自体はとっくの昔に失われ、
遺構すら見つかっていないそうです。

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天元3年(980年)の暴風雨で倒壊以来、再建されずに放置され、
その後は盗賊の巣窟と化して荒れ放題。
そのまま1000年、
今は、『たぶん、この辺』らしい場所に、ひっそりと石碑が建つのみです。

その石碑は国道をちょっとはずれた住宅地の
小さな児童公園の中。

消え去った物の墓標としては
かえってリアルとも思えます。



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