西国街道を下る その4 大山崎あたり


京から桂川、伏見から宇治川、伊賀上野から木津川。
三つの河川が合流し、大阪へ流れる淀川となるのがこのあたり。


大型輸送の主役が水運であった時代、
この地は物流の一大拠点でした。

物が集まる場所には商売がつきもの。
ここ離宮八幡宮には、
神人達の荏胡麻商権独占組合、『油座』がありました。


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斎藤道三がこの油座の商家に取り入って財産をつくり
その財力を武器に美濃一国を乗っ取ったという、
司馬遼太郎『国盗り物語』の舞台です。

LeoPanda旅に出る また、『桜井駅跡』なるものがあって、公園になっています。
駅は本来、街道にあって馬、餌、水などを供給するエイドポイントだったとか。
『漢字の部首が馬なのはそういうわけか』
などと勝手に納得したのでした。








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