桂川を越えて向日市に入ると、
西国街道は石畳風に舗装されています。
街道沿いには、町家の面影を残す建物がちらほら。
案内板なども設置され、『歩く道』として再整備が進んでいるようです。
この街道から少し南へ外れたあたり、
閑静な住宅地の中に、
長岡京の大極殿跡がありました。
長岡京は奈良平城京から京都平安京へ都が遷る間の
僅か10年だけこの地にあった、『幻の都』です。
なぜ、たった10年で都を捨ててしまったのか
歴史のロマン『謎』ですが。
当時の都びと達は為政者の気まぐれに
あきれていたかもしれませんね。
記念碑が児童公園のブランコと並ぶ姿には
彼らの皮肉が込められているのかもしれません。
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