もしも京での僕の足あとが
ずっと消えずに残っているものならば
4年間通いつめた大学と京都駅あたりに次いで
ここ太秦広隆寺が
最も密度の濃い場所となるでしょう。
願掛けをしているとか縁起を担いでいるとか
そういうもっともらしい理由はないんですが
京都に入る時は必ず立ち寄る、というのが
いつの間にか決まり事になってしまいました。
近頃は頻繁にこっちへ戻ってくるので
訪れる機会も増えました。
おかげさまで
庭の苔の色だとか咲く花だとか
折々に変わりゆく景色を発見することができました。
僕にはまだ早い贅沢でしょうかね。
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