すっかり秋めいてきた青空に誘われ、東武桐生線の終点、赤城駅にやってきました。
今日のお目当ては、赤城山。
北に向かって走り出すと、だんだんと登り調子になり、
やがてつづら折りの急な坂道に。
ペダリングにムダな動きが入っていると、
スピードはゆっくりでも体力と筋力を消耗しまいます。
近頃、ようやくこのムダが抜けてきて、
急な坂道でも疲れない「ゆっくり走る」ペースをつくることが出来るようになりました。おかげで爽やかな秋風の中、心拍が上がりすぎないペースでサイクリングを楽しむ事ができます。
ゆっくり走ると、景色もゆっくり。
少しづつ、頂上へ近づいていきます。
高度1400mに吹く風はすでに冷たく、
紅葉の葉をすっかり枯らしてしまいましたが、
同時に大気から水蒸気と塵をふるい落とし
枯葉色で縁取られた沼の青を一層深く見せてくれていたのでした。
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