ちょっと前なら、埋立の湾岸工業地帯なんて
そばを通り過ぎただけで目や喉が痛くなるほど
毒々しい悪臭が漂う
アブない場所のひとつだったはずなんですけど
近ごろでは運河にクルーズ船を乗り出して
プラントの夜景を楽しむ
「工場萌えツアー」なるものまであって、
これが結構盛況なんだとか。
「今期の差益」とか「成長目標」とか
目先の事情を言い訳にして
「毒」を吐き続けることを止められなければ
今なおこの光景を見ることは叶わなかったでしょう。
結局
「きれいな夕日を見ていたい」
なんていうシンプルな願いが
いちばん正しい答えを産むんじゃないかと
そんな風にもおもえるのです。
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