駅前通りと交差する目貫通りの両方を
全面通行止めにして行われる
船橋市の一大イベント。
36℃にもとどこうという殺人的猛暑のそれも真っ昼間、「市民まつり」という昭和の匂いが漂う懐かしいネーミングのイベントに、東京都心の一大通勤基地に住むクールでクーラーが似合う都会派の船橋市民たちがそれほど興味を惹かれるものでもあるまいと、町内会の盆踊り的鄙びた夏祭りを想像しながら船橋駅に降り立ったところ、その安易な予想はみごとに裏切られ、駅前のロータリーに担ぎ出された神輿を一目見ようと押し寄せた人波で、道路際や陸橋のテラスはまさに黒山の人だかり。
ただでさえ猛暑な上にアスファルトにぎらぎらと照りかえす太陽。立っているだけでも汗が噴き出す状況に、ワッセワッセと笛太鼓の拍子にあわせて大きな神輿を右へ左へ、そのたびに湧き上がる歓声と拍手で通りはますますヒートアップしていきます。
(船橋ですけど)江戸っ子に夏祭りは切っても切れない間柄。おいそれとは寂れるもんじゃあありませんね。おみそれいたしました。
ちなみに僕は江戸っ子ではありませんので、この熱気にあてられえて熱中症が心配になり、ひととおり写真を撮ったらさっさとクーラーの効いた自宅へ引き上げてきてしまったのでした。
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