麦草峠


学生時代には季節が変わるたびに訪れていた八ヶ岳。
十数年ぶりの再訪は、

山靴を自転車に履き替えてやってきました。

風にそよぐ葉音が似合うなだらかな北側山域と
急峻な岩壁が静寂を守る南側山域、
八ヶ岳はまったく趣きの異なる2つの山域で構成されていますが、
その2つの境となるのが麦草峠です。

2000mを越えるこの峠には
佐久と諏訪を結ぶ立派な国道が走っており、
静かな山を求めていた学生時代には無粋な代物とも思えましたが
自転車乗りにとっては1000mを越えのダイナミックなヒルクライムを楽しませてくれる
貴重な道路でもあります。

下界では連日35℃を越え
息を吸い込むことすら苦しく感じる猛暑が続いていますが、
ここまでくれば別世界。

もっとも、暑さにかまけてサボリ気味だった体は正直で
快適な高原の山小屋へたどり着くまでに
1ガロンの汗を要求したのでありました。






明日の筋肉痛がこわい。





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