一之江境川親水公園

高速7号線一之江インターあたりから新川まで
約3kmにわたって続く親水公園。


ここもほぼどぶ川と化していた住宅地の疎水を再生したものです。

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先の古川親水公園では設備で浄化した水を流しているのに対し、
ここでは新中川から取水した水をそのまま流しています。

なるほど、流れの色が他とは違いますね。

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この親水公園のコンセプトは、「野の川の再生」だそうで、
杭をうったり石を不規則に並べたりして、わざと淀みをつくり、
生物が暮らしやすくしてあります。

所々に建てられた水辺で遊ぶ子供達のオブジェが、
公園を造った人々の願いを象徴していますね。

ところが、コイやフナなんかを放流したため
子供じゃなくておじさん達が釣り糸を垂れる釣堀と化し、
「つり禁止」の無粋な看板が立つこととなってしまいました。

人々の思いは様々。

公共物の運営は難しいものですね。

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人が暮らす街にある自然は、
人が守らなければすぐ汚れてしまいます。

あてがわれたもの、という感覚では
無関心が公園を荒れさせるでしょう。

この親水公園が美しい憩いの場であるのは、
地域の人々の愛着と努力によるものだと思います。



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