お台場点景

大井埠頭を望む。

雲間から漏れる光に
巨大なクレーン群が影絵のように浮かび上がりました。

空と海との間の皮一枚。
それが人の住む場所です。


船の科学館が無期限休館となり、
この羊蹄丸も譲渡され、解体される運びだそうです。

トンネルの開通から30余年、
数少なくなった青函連絡船がまたひとつ、
姿を消すことになるのですね。



噴水に水柱があがる光景は
何気なくも
当たり前でも無いということ。

限りあるとか、かけがえの無いとか
念仏のように唱えていないと忘れてしまう
それが人間。



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