元気に走り回るネズミくんたちに急かされて
午前3時に山小屋を抜け出し、朝食の炊事は外で済ませてそのまま宮之浦岳への登りにかかります。
すこし、降ってきたかな。ヘッドライトの明かりが雨霧で滲むようです。
暗闇の中、道を踏む自分の足音でペースを整え、ゆっくりと朝の身体を温めていきます。一歩、また一歩、アドレナリンがじわじわと筋肉に浸み出していくように思えて、徐々に気分もハイになってきました。
雨ならばせっかくの景色は期待できないかもしれないけれど、この「歩く」感覚は楽しめそうだな、と、なんだか前向きな気持ちが湧いてきます。
2時間かけて稜線に到達。
と、どうでしょう。出迎えてくれるかのように、垂れこめていた雲のカーテンがささぁっとあがり、海から昇る陽がみごとな朝焼けのシルエットを見せてくれました。
ほんの一瞬の出来事で、僕がシャッターをきったあと、すぐまたガスが立ち籠めました。
屋久島では気まぐれに雨が降る、と聞いてはいましたが。
そのきまぐれな女神様に、にっこり微笑みかけられた気分です。
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暗闇の中、道を踏む自分の足音でペースを整え、ゆっくりと朝の身体を温めていきます。一歩、また一歩、アドレナリンがじわじわと筋肉に浸み出していくように思えて、徐々に気分もハイになってきました。
雨ならばせっかくの景色は期待できないかもしれないけれど、この「歩く」感覚は楽しめそうだな、と、なんだか前向きな気持ちが湧いてきます。
2時間かけて稜線に到達。
と、どうでしょう。出迎えてくれるかのように、垂れこめていた雲のカーテンがささぁっとあがり、海から昇る陽がみごとな朝焼けのシルエットを見せてくれました。
ほんの一瞬の出来事で、僕がシャッターをきったあと、すぐまたガスが立ち籠めました。
屋久島では気まぐれに雨が降る、と聞いてはいましたが。
そのきまぐれな女神様に、にっこり微笑みかけられた気分です。
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