ぐるっと富士山


秋も深まり、自転車には嬉しい季節。
ふと、富士山の廻りを走ってみようかと思い立ち、
行ってきました。


アプローチは道志みち。
気持ちのいい秋晴れの下、道志川の清流に沿ってゆるゆると登ります。
傾斜はさほどでもありませんが、その分距離は長いです。途中何箇所か下りがあるものの、40kmほど登りが続きます。
「始めの頃は随分苦労して登ったもんだったねぇ。」と感慨に浸りつつ、まあ今でもそれなりに苦労はするんですけど、山伏トンネルを越えて山中湖へ出たのでした。



富士山巡りはここからが本番、ですが、
今回は山中湖で一泊して、月明かりの富士や朝霧の富士なんかを愛でながらマッタリと過ごすことに。
軟弱だって?いえいえ、これぞガシガシいかない大人の余裕。おかげでいい画が撮れましたしね。



さて、マッタリ続きで余裕の2日目、時間も体力も余裕があるので、あちこちで止まっては富士山撮影。










サスガは富士山、何処から撮っても美しい。





余裕があるので、ついついこんなところへも寄ってみました。「富士山博物館 鉱石ミュージアム」。

コンセプトがよく見えませんが、無料というのでとりあえず。




中にはリアルに動く巨大なT-rexのロボットが。。。

富士山周辺でその化石が出土したというハナシは聞いたことないですけど、まあ、そういうのはノリってことかな。

ところで、ナニの博物館なのだっけ?


裾野の樹林帯を割る道を気持ちよく走り、










本栖湖をバックに写真など撮りつつ、










さらに、有名な「白糸の滝」にも立ち寄ったりなんかして、マッタリユッタリ余裕をかまし続けていたら、御殿場に着く頃にはもう15時を回ってました。
「これから山中湖へ登り返して道志みちを帰ったら、日が暮れてしまうなあ」、と、
またしてもここでオトナの余裕、御殿場泊まりを決めたのでした。

ところが、、、。

幸か不幸か、翌日は朝から土砂降り。
余裕のオトナは、雨の中を走る選択はしないので、そのまま御殿場から電車で帰宅と相成ったのでアリマシタ。
そういうワケで「富士山一周」というタイトルはつけられずに「ぐるっと富士山」。

「初志貫徹」できないことを「臨機応変」と言い換えておくのを忘れないのもオトナのチエ、なのです。



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