Snow Monkeys



猿たちが感傷を持たないのであれば、
なぜこんなに切ない表情ができるのだろう。



彼らの表情からなにかを読み取ろうとするのは、
ただ人のエゴかもしれないけれど。




一番近い湯田中の駅を降り、1時間に一本あるかないかのバスに乗りそびれたら、
それこそ1時間歩いてようやく辿り着くこの入り口。

「滑るから気をつけて」
って看板が大げさではないのは歩き始めるとすぐにわかります。



なにしろ雪道を歩き慣れない人なら
ここで音をあげてしまうかも知れないほどの山道ですから。

好き好んでこんなところへやってくるのは
山好きか猿好きか、
どっちにしてもマイナーな連中だけだろうかと思いきや



ワンサカいます。


野生のサルは元々警戒心が強いはずなのに
カメラを向けられても物怖じせず
しかも温泉に浸かって溜飲を下げる
などというのは
世界的にも珍しいということで
長野五輪をきっかけに外国人観光客の興味を誘い
いまでは日本観光の目玉といっていいくらいに有名なんだそうです。


ネット中継のカメラまである!

サルに必死でカメラを向けてるヒトのほうが、
よほど面白いかもしれませんね。

あ、オレもそのヒトか。


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