嵯峨野 冬の軒先


右上がりアクセントの「ショップ」が軒を連ね
ハイシーズンには車道も歩道も渋滞で息苦しくなる程の嵐山ですが、

寒さのせいか、はたまた修学旅行生がいなくなるからか、
今の時期には人の密度が薄くなって本来の落ち着きを取り戻すようです。

そんな嵐山から北の小倉山へ
「静かな嵯峨野」軒先の風景を集めてみました。


二尊院の裏墓地へつながる石畳の道。



災い転じて福となす、
のおまじないだとか。
年末の門脇にそっと添えられた、
南天の赤い実。


たぶん、もう閉めてしまったお店。
達筆でしたためられた品書きが
いい具合に熟成しています。


小さなお茶屋にも、
店先を彩る箱庭を用意する。

このセンスは京ならではかも。


入ったことないけど、
きっと間違った印象かもしれないけど
なんだか艶かしい、
「人形の家」。


枝に干し柿。
無造作に吊るされたような
不規則性の彩り。
狙ってやってるんならすごいかも。



底冷えのする京都で、
人の少ない嵯峨野の通りを歩く。
寂しさを満喫したい方にオススメのコースでした。


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