斜め向き

写真じゃ重力は伝わりません。
それにまあ、車輪はちゃんと両方地についているわけなので
大したことは無さそうに見えますが。


ここは京都の西の端、善峯寺から田能へ登る山坂道。
お寺の専用駐車場への分岐手前から、
このくらいの斜度を維持したままのつづら折れが約１ｋｍ。
久しぶりに心拍数が１８０を超えます。



次々に現れる壁のような傾斜を越えるために
急速に消費される酸素を確保しようと
けなげにフル回転する私の肺と心臓ではありましたが
とうとう限界に達し、
ついに「息継ぎ」のため途中停車を余儀なくされました。

この一年、ペダリングやらライディングフォームやらを改良し
イッパシの、とはいかなくても、
それなりにライダーらしくなってきたかな
という密かな自負は見事に粉砕されたのでした。



漸く辿り着いた、出口に立掛けられた看板。

ここを通り抜けるには、小型であるほかに勇気も必要ですよ。