花の季節


桜が咲くと、日本中が浮かれる。
樹の下にビニールシートを敷いてお弁当をひろげ、
ちょっぴりお酒も飲んで、顔をほころばす。


ようやく戻った陽気と共に一瞬だけ咲く儚い花の盛りに
元気を貰いにやってくるのだ。

無粋な提灯を下げてみたりカラオケ鳴らして内輪で騒ぐなんてのは
みっともなくていただけないが、
ここでは子供に戻ってはしゃいでいいことになっている。





決まった季節に決まった場所で、
きまった行事を行うのは
きっと辛い時に笑い方を思い出す
そのすべを忘れないため。

そんな風におもいます。







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