又兵衛桜



小川の流れる野原の斜面に、凛として立つ桜の巨木。


小鳥のさえずりが似合う樹です。

対岸の畔では老夫婦が並んで座り、
小さな包みを広げてお弁当を食べながら桜を眺めていました。



咲く花には心があって、見る人に「悦んでほしい」と願うといいます。
太閤びいきの伝説よりも、
和やかな光景がその願いに叶うものなのかもしれません。



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