三浦半島を走る

すっかり春めいて、初夏を思わせるような陽気になった日曜日。自転車には最高のお天気です。

今回は三浦半島を走ってみる事にしました。

１６号線を南下し、 横須賀を過ぎ馬堀海岸に差し掛かると、 風が突然、磯の香りに変わります。 すぐ左は、もう海なのです。

右手には三浦半島の丘陵がせまっているので、 海岸沿いといっても細かなアップダウンが続きます。 鼓動を早めながら登った坂の上からは、 砂浜から徐々に深まる 青のグラデーションを眺める事ができます。

岩礁を波が洗う観音崎の海岸から、 対岸の木更津コンビナートが見えます。 やはりここは、東京湾なのですね。

トンネルを抜け209号線が 半島を回り始めたあたりで浦賀に出ます。 ここはそう、 幕末波乱劇幕開けの号砲をあげた 黒船来航の舞台です。 この事件を記念するペリー公園には、 巨大な記念碑が聳えています。

三浦半島南端の宮川公園。 ２基の風車のランドマーク。 美しいですね。

自然エネルギー利用による発電は単発での出力が小さいうえ、変動幅も大きいため、本格化する為には広域に分散しネットワーク化する必要があります。

東西の周波数さえ統一できていない日本での道のりは遠いかもしれませんが今こそ求められるインフラに違いありません。

半島の先にある城ヶ島への架け橋。 有料だそうですが、 自転車はタダです。

城ヶ島の港。 漁船をバックにハマダイコンの花の紫が映えます。

ちなみに、城ヶ島には『ドライブイン　しぶき亭』があります。
名物のマグロ丼は、当然のように美味しいですが、サイクリストを応援するこのお店、
裏には自転車専用のハンガーラックを備え、レーサージャージで店内に入ると、
『自転車さんご１名～っ』
の声とともに、ゲソ天のサービスがもれなく頂けます。自転車で行くなら寄らない手はありませんよ。

三崎口あたりのキャベツ畑。 本当に一面、キャベツが広がります。 今は春キャベツの最盛期のようですね。 おいしいキャベツをありがとう、 ってね。