暁の荒川



江戸の東境は隅田川らしいけれど、
都会と住処、スーツと普段着、刺激と安息、オンとオフ。

僕にとっては、この荒川がその境界。

飲んで電車が無くなって
歩いて橋をわたる途中、
ちょうど朝日が川面に映る。

綺麗な朝なのにスイッチは逆向き。

オレンジ色が滲みて、少し、痛い。









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